自分なりの動画作成手順

自分なりの動画の作成手順でして、特に音声出力についてはCeVIO特有の簡単さ(後述)があるので他の音声合成ソフトではそのままは当てはまらないかと思います。また、4の仮編集なんかはかなり独自性の強い余計な手間かもしれません。ごめんなさい!

1.主題ゲームの録画
ツールは今まではGeForceExperienceを使っておりましたが、今はRadeonSoftwareを使っています。
これ(録画データ)はそのまま素材にする場合もありますが台本作成のためのロケハンの場合もあり、この時点では動画の事は考えずに普通に楽しんでプレイているものになります。

2.台本の作成
1の録画データを見ながら大まかな構成や仕様キャラクタを考えて、メモ帳に台本を作成。
あくまで第一稿なので長さとかは気にせず書き連ねます。


※ 台本と言っても、ほとんど台詞の羅列で録画データとつきあわせてみないとわからないですね…

3.素材の作成
台本を基に各種素材を作成します。

立ち絵の選択・DLとPSD Toolkitで使用できるように調整
立ち絵のPSDファイルを不必要なレイヤーを消したりして自分の使いやすいようにまとめ、また目パチ口パクのアニメーションのためのスクリプトを作成します。
使用ツールはフリーソフトのMediBang Paint。

音声の調整・出力
台本をCeVIOで読み込める形にして、音声を作成します。
ここでポイントとなるのはCeVIOは他の音声合成ソフトと違ってプロジェクトファイルが作れるという事です。このため、まとめての調整や後からの修正が簡単、と言うのが最初に書いたCeVIO特有のものです。Voiceroidなどでもまとめての調整や後からの修正もできるのですが多少なりとも面倒になるので、この段階よりも後の動画の仮編集の時に調整・出力するのが良いかもしれません。

静止画素材の選択・DLや作成
これは1で録画した動画から切り出すもの以外の静止画です。

BGM・SEの音素材の選択・DL
自分はあまり音素材を使わないのですが(ゲームの音があるので)、ツールを使用する場合wavetone(フリー)などを使用します。

4.仮編集
1の録画データをAviutlに入れて、別レイヤーに台本を基に3で出力した音声データを並べて実際に必要な部分の動画・静止画を切り出します。これは自分が元のデータ録画を1080pでしており、また無駄な部分も多くデータサイズとして大きいため、そのまま使用・保存するには不都合なためですので、元の録画データをそのまま動画作成をする場合は必要ありません。(最終的な動画サイズよりも大きなサイズで録画すると画面拡大する時など便利と言う事があります)

また、動画と併せてみて違和感があるような台詞や長さの合わなかった音声データ(長すぎてシーンの尺に合わなかったり、逆に短すぎて間が持たない場合など)をここで修正します。


※ レイヤー5で示している範囲を素材動画として出力します。

  画像はこの説明のためつくったもので動画になる予定はありません。
  なおゲームは「Superliminal」。ゲームは面白かったですが、ストーリーは自分の頭ではさっぱりでした…。

5.編集
3,4で作った素材を並べて完成させます。

自分は立ち絵の表情付けを最後にして、基本的には最初から時間順に、細かい演出を考えながら作ります。もちろん、その過程で素材の修正なども行っていきます。ここまでできたら一旦出力して確認から修正。
最後に立ち絵の表情を付けて出力して完成!
。。。ではなく、2回は見返すようにしています。それでも見逃しているミスがあるのですが…。


以上、本当に自分なりの手順を書きだしただけのものですが、何かの参考になったら幸いです。
これはあくまで手順であって解説ではないのですが、実際の使い方を含めて自分にわかる事はお答えさせて頂きますので、何かありましたらお気軽にご質問ください。